映画「ダイ・ハード」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

 本作は1988年に公開(日本公開は1989年)された作品です。これも不朽の名作です。主演は、ブルース・ウィルスです。

 当時肉体派のアクション俳優としては、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンが日本でも知られていました。しかし、ブルース・ウィルスはアメリカでは、テレビドラマなどでの出演などで、知名度はあったようですが、映画の出演はあまりなかったようで日本での知名度はなかったように思います。

映画冒頭で、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィルス)が、ロスアンゼルス空港に到着したときに、荷物を棚から降ろすときに、ホルスターに入れた拳銃を他の乗客に見とがめられます。その時、ジョンは自分はニューヨーク市警の刑事だと説明しますが、現在なら例え市警の刑事であっても拳銃を持って航空機にのるなどとは考えられないので、時代性を感じさせますね。

 ジョンはベレッタ92Fを愛用しています。時代は1980年代で、この時ベレッタ92Fはアメリカ軍の制式拳銃でもあったため他の映画でもよく登場していました。他にもオフィスの風景が写っているのですが、ディスプレイ・モニタがCRTなのも時代を感じさせますね。 

 ジョンはもともとニューヨークに住んでいて、ホリーという女性と結婚していて、子供も二人います。しかし、ホリーは自身のキャリアのためにナカトミ・コーポレーションというカリフォルニアの日系企業に転職します。

 80年代は日本全体が輝いていた時代であり、ハリウッド映画にも日本にまつわることが色々出てきて、誇らしい気分になったものです。

 クリスマスを家族と一緒に過ごそうとニューヨークからカリフォルニアへやって来たジョンですが、ナカトミ・コーポレーションの計らいでアーガイルという運転手のリムジンに乗車します。

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