(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)
評価:☆☆☆☆
2021年に公開された、滝口 竜介監督の作品です。原作は、村上 春樹の同名短編小説です。翌年の2022年のアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞しています。
劇場で鑑賞したのですが、コロナ過の真っ最中で、鑑賞した時はアカデミー賞授賞前だったので、あまり観客は入っていなかった記憶があります。
上映時間は約3時間と非常に長いのですが、劇場で鑑賞した時はそんなに長くは感じませんでした。ただ、今劇場でもう一度鑑賞しろと言われれば、ちょっと躊躇してしまうかも知れません。
今回レビューを書くにあたって、DVDで見直したのですが、さすがに3時間一気には見られませんでした。
主人公は、家福悠介(西島秀俊さん)で、俳優で脚本家でもあります。禍福悠介の妻は家福 音(霧島かれんさん)という元俳優で脚本家です。
エンディング
舞台が終わった次のシーンでは、みさきが韓国のショッピングモールで買い物をしているシーンになります。マスクをしているのでコロナの真っ最中という設定なのでしょう。ショッピングモールから出て来ると車に乗りますが、その車は家福のSAABです。犬を連れていますが、ユンスの家で飼われていた犬のようです。そして、彼女たちは車で走り去って行きます。
なぜこのようなシーンになったのかは、映画内では説明がないので分かりません。原作には書いてあるのかも知れません。
次作について
滝口 竜介監督の次作として「悪は存在しない」と作品も見ました。こちらの作品は、非常に作家性の強い作品で、私には理解できませんでした。
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