インターネットの原理

Engineering

原理

 端的にいうと、2点あり

①LAN(Local Area Network)同士を接続してWAN(Wide Area Network)を作るためのネットワークです。WAN = インターネットです、

②そのプロトコルは「TCP/IP」で規定されています。

下図にその概念図を示すます。中央の青い三角形がWANであり、インターネットです。

LANとWAN

LAN

 LANとは、Local Area Networkの略のことで、規格はいくつかありますが、実質的にはEather Net(イーサネット)ということになると思います。

 身近な例では、インターネットに接続されていない会社内だけで使うネットワークや自宅のネットワークなどになります。

WAN

 WANとは、Wide Area Networkの略のことで、この規格がTCP/IPの場合、実質的にインターネットになります。

家庭用パソコンからインターネットへの接続方法

 「LAN」の項目でも書きましたが、個人が所有しているPCをインターネットに家庭内のネットワークが「LAN」に相当します。

インターネットの階層構造

 インターネットの「原理」として、「TCP/IP」が必須だと書きましたが、それは狭義の意味での定義になります。広義にインターネットのサービスを利用しよう思った場合、下図の示すように、「アプリケーション」から「物理層」まで含めて、「TCP/IP」の規格が必須です。

 例えば、現在

メールの原理

「SMTP」が標準化され、今のようにインターネットを経由してメールのやりとりをするようになったのは1982年のことであり、この時点でメールの基本形ができあがった、と言えるでしょう。

■SMTPとPOPという2つのサーパ

現在のメールは、「SMTP」と「POP」という2 つのサーバを併用する仕組みです。

送信する場合には 「SMTP」 サーバへとデータを送り込みます。

一方、受信する場合には 「POP」 サーバから引き出します。

これら2つのメールサーバは、大半が「UNIX ワークステーション」のもとで稼働しています。

メールを送受信する大元のOSが何であれ、 必ずこの2つのサーバにアクセスしてメールを出したり、メールを読んだりしているのです。

以前と今とで大きく変わったのは、「受信メールデータの保管先」です。

当時は、POPサーバからメールを受け取ると、 自分の端末にデータが保存され、POPサーバにあったデータは消去されるのが基本でした。

もちろん、設定を変えれば、しばらくの間データを残しておくことも可能ですが、原則として、 メールを受け取った後、サーバ側のデータがなくなる、という仕組みでした。

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