この記事では、「磁界」(磁場)の概念について解説したいと思います。「磁界」(磁場)と「電界」(電場)はお互いに似た特質をもっています。「電界」(電場)についての記事は、こちらに記載してありますので、参照して下さい。
単位について

単位については、実務的にはG(ガウス)が使われることが多いようです。
上の項で述べたとおり、「磁界」(磁場)と「電界」(電場)は物理的にはよく似た要素を持っています。「電界」(電場)の議論をする時にも、電束(密度)の単位が出で来る時もありますが、「電界」(電場)と電束(密度)と半々か「電界」(電場)の方が多いくらいです。
しかし、「磁界」(磁場)の議論をする場合は、磁束(密度)が出て来る場合の方が多く、「磁界」(磁場)の方はあまり出てこない印象があります。
さらに電束密度の単位は、[C/m2]とSI単位系になっていますが、磁束密度はSI単位系にT(テスラ)を使うよりCGS単位系の[G](ガウス)を使うのが慣例のようです。
磁界と磁束密度について

「磁界」と「磁束密度」の関係も、


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