映画「オリエント急行殺人事件」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

 この映画は、1974年と2017年の製作されています。この記事では、2作品について、レビューしたいと思います。

1974年版

評価:☆☆☆☆☆

 主演は、アルバート・フィニーです。配給はパラマウント映画が行っているようです。「オリエント急行殺人事件」はオールスターキャスト映画と言われていて、スター俳優が出演している映画ということになるのらしいのですが、私の知っている俳優は、ショーン・コネリーとイングッド・バーグマンぐらいでした。

 映画の冒頭は、1930年に起こったデイジー・アームストロングという少女の誘拐事件の新聞報道のダイジェストから始まります。

 そして、映画の本編はその5年後の1935年から始まります。イスタンブールでイギリス軍内の事件を解決したエルキュール・ポアロがロンドンへ行くためにオリエント急行に乗車します。

 しかし、高級寝台特急であるオリエント急行が予約で一杯になることはないはずなのに、その時に限り予約で席が埋まってしまいます。乗客はどの客も上流階級の人のようですが、誰もが怪しい雰囲気を漂わせています。

 オリエント急行が雪で止まった夜に乗客の一人、ラチェット氏が刺殺されます。

 ポアロがオリエント急行の重役のビアンキ氏とコンスタンチン医師と共に、容疑者である乗客達を尋問するシーンがあります。その尋問が終わるたびに彼が犯人だ、彼女が犯人だと好き勝手な推理を並べるのは、「金田一耕助」シリーズの加藤 武演じる署長を彷彿とさせるシーンでした。

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