今夜もバタンQ https://batan-q.com Thu, 28 Mar 2024 07:20:11 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 映画「イミテーション・ゲーム」のレビュー・感想 https://batan-q.com/imitation-game/ https://batan-q.com/imitation-game/#respond Wed, 27 Mar 2024 02:03:07 +0000 https://batan-q.com/?p=11737 (※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆

 2014年に公開されたアラン・チューリングの伝記映画です。主演はMCUのドクター・ストレンジ役で有名な、ベネディクト・カンバーバッチです。この記事を書くために、ベネディクト・カンバーバッチについて調べたところ、彼もチューリングと同じイギリス人だったのですね。本作品のヒロインはキーラ・ナイトレイですが、彼女もイギリス人なのですね。

 現代のコンピューターの原理を考えだしたのは、フォン・ノイマンだと言われていますが、イギリス人に言わせるとアラン・チューリングがコンピューターの原理を考えたということで論争になるらしいです。

 映画は第2次大戦後の1951年のイギリス、マンチェスターから始まります。ケンブリッジ大学のチューリング教授の家に泥棒が入ります。幸い、盗まれたものはないようでしたが、チューリング教授の非協力的な態度を不審に思ったマンチェスター警察のノック刑事は、チューリング教授について調べはじめます。

 ノック刑事が調査を開始すると、第2次大戦中に海軍の研究機関で働いていた事実までは分かりましたが、何の研究をしていたかまでは、詳細は全く分かりません。

 時代は、戻って1939年、イギリスとナチス・ドイツは戦争状態に突入します。イギリスは当初、劣勢を強いられます。その原因は、ドイツ製の暗号装置「エニグマ」にありました。すごく複雑な構造をした装置で、159×10の18乗の組み合わせがあるそうです。しかも、ナチス軍は午前0時に暗号の設定を変更してしまうらしいのです。

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「統計的検定」の各種例 https://batan-q.com/statistical-test-examples/ https://batan-q.com/statistical-test-examples/#respond Tue, 19 Mar 2024 00:26:04 +0000 https://batan-q.com/?p=11494  「統計的検定」の考え方については、以前の記事(「統計的検定」と「刑事裁判」の「論理的類似点」)で説明しました。やはり、「統計的検定」の考え方は、難しいので色々な例を上げてその事例になれた方がいいと思い、各種例を上げようと思います。

事例1:半導体の改良の効果を検定する

 長年の調査の結果、工場Aの生産する半導体Mの平均寿命は1,680日、その標準偏差が55日であることが知られている。ある日、この工場の生産ラインの改良を行った。その直後に製造された半導体Mを625個無作為に選び平均寿命を測ったところ、1,686日であった。ラインの改良の効果があったかどうかを、有意水準5%で検定せよ。

出典:「図解でわかる回帰分析 複雑な統計データを解き明かす実践的予測の方法」涌井 良幸/涌井 貞美 著 日本実業出版社刊

 この問題を扱う場合に、帰無仮説として、次のような仮説を立ててみます。

帰無仮説:

Ho:ライン改良後の半導体Mの平均寿命は以前の平均と同じである

 対立仮説として、次のような仮説を立ててみます。

対立仮説:

H1:ライン改良後の半導体Mの平均寿命は以前の平均より長い

 この場合には、中心極限定理が利用できます。中心極限定理は以下のような内容です。

ここで、nは標本の大きさで、十分大きいとします。この例の場合、次の値が対応します。

μ = 1680 , σ = 55 , n = 625

この正規分布を下に図示して見ましょう。赤の縦線を引いた部分は右側から5%の確率を覆う部分です。

改良後の半導体の寿命を書き込んでみると、棄却域に入っています。従って、有意水準として設定した5%に入る「稀な」現象が起きたわけですから、仮説H0は棄却されます。そして、対立仮説が採用されることになります。


補足説明(別解):

(結論や論理的展開方法に違いはないのですが、別の説明を試みます。) 

 元の半導体の製造データは、平均値1,680日、標準偏差55日ですから、それをグラフ化すると下図のようになります(グラフは普通の正規分布グラフに見えますが、標準偏差が55日なので横軸をかなり広げており、サンプリングのグラフと比べるとかなりブロードなグラフになります)。

ここで、全く同じ生産設備をもった製造ラインが2つあったと仮定します。一つのラインは何もせず、一つのラインは上記の改良を施します。この時、それぞれのラインから製品から625個のサンプルを取って、確率変数のグラフを描くと、2つのグラフは以下のようになります。

2つのグラフを重ね合わせると、上記のようになります。「改良あり」の正規分布の平均値を、「改良なし」の正規分布の右側5%にはいることになります。この意味は、「改良なし」でも平均寿命が1686日になる確率はあるが、その確率は5%以下であり、「稀な」現象であり、偶然起こったとは考えにくいということです。その結果、帰無仮説は棄却され、対立仮説が採択されます。


 また、本問では想定されていませんが、p値が5%を超えるような場合は、どのように判断すれば良いのでしょうか? 以前の記事(「統計的検定」と「刑事裁判」の「論理的類似点」)で書いたように、帰無仮説は棄却できません。しかし、帰無仮説が正しいことも示していません。この場合は、「2つのグループに有意差があるとは言えない」=「改良の効果があるとはいえない」となります。「改良の効果はない」と結論するのは間違いです。

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「電圧」(電位差)について https://batan-q.com/electrical-voltage/ https://batan-q.com/electrical-voltage/#respond Mon, 18 Mar 2024 00:23:28 +0000 https://batan-q.com/?p=11450  この記事では、「電圧」(電位差)の概念について解説したいと思います。「電圧」と「電界」は、似た概念なので混同しがちです。(「電界」(「電場」)について)の記事で、「電界」(電場)についても、説明していますので、こちらの記事も参考にして下さい。

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「図解でわかる回帰分析」のレビュー・書評 https://batan-q.com/regression-analysis/ https://batan-q.com/regression-analysis/#respond Fri, 15 Mar 2024 01:43:17 +0000 https://batan-q.com/?p=11386 今回レビューするのは、「図解でわかる回帰分析 複雑な統計データを解き明かす実践的予測の方法」涌井 良幸/涌井 貞美 著 日本実業出版社刊です。

 大分、以前に読んだことがあるがですが、今回改めて読み直して見て色々と再発見があったので書評にまとめておこうと思いました。この書籍の一部から抜き出した項目を(「標本分散」と「標本標準偏差」の分母が「n-1」の理由)の記事でも書いています。

1章:知っておきたい基礎知識[回帰分析の準備]

簡単な式で資料を分析するのが回帰分析

 回帰分析は、統計分析手法の中で、多変量解析に属する代表的な1分野です。下記のツリー図で回帰分析の位置付けを確認して見ましょう。

変量の関係を数値化する共分散

2章:2変量の関係を読み解く[単回帰分析]

3章:多変量の関係を読み解く[重回帰分析]

4章:非線形回帰へ飛躍[回帰分析の応用]

5章:母集団と標本の違いを抑える[回帰分析の推定と検定]

付録

[OT]偏微分の意味

[OT]s

偏微分とは、ベクトルの各成分座標を出すことができる。

[OT]e

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映画「ボヘミアン・ラプソディー」のレビュー・感想 https://batan-q.com/bohemian-rhapsody/ https://batan-q.com/bohemian-rhapsody/#respond Wed, 06 Mar 2024 04:56:55 +0000 https://batan-q.com/?p=11134 (※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

 2018年に公開されたQueenの伝記映画です。Queenとそのヴォーカル、フレディ・マーキュリーに焦点をあてて、1970年のQueen結成から1985年までのライブ・エイド出演までが描かれています。

この作品のクライマックスはウェンブリースタジアムでのライブ・エイドだと思います。YouTubeでも当時の映像が見られますが、すごい再現影像です。VFX技術を使って合成したのかと思いました。

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映画「JOKER」のレビュー・感想 https://batan-q.com/joker/ https://batan-q.com/joker/#respond Mon, 04 Mar 2024 21:58:49 +0000 https://batan-q.com/?p=11089 (※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

 2019年に公開された作品です。ジョーカーといえば、バットマン最凶の敵として有名で、クリストファー・ノーラン監督のバットマン・トリロジーの2作目「タークナイト」でヒース・レジャーが演じた役が記憶に残っていると思います。しかし、この作品はバットマン・トリロジーやDCユニバースとは独立したマルチバースの世界観で描かれているようです。

 「ダークナイト」に登場するジョーカーは、最後まで正体不明で頭も切れ、実行力もあり、サイコパス的な要素もあり、まさに最凶のヴィランという感じです。

 本作品でのジョーカーは、アーサー・フレックといい、社会に順応できず、疎外感を募らせた人物が最終的に最後に鬱積したした不満を暴発させ、それがゴッサムシティのデモと重なって暴動へと発展していくストーリーです。

 アーサー・フレックはスタンダップ・コメディアン志望です。しかし、まだコメディアンとしての実績がないため、現状ではピエロの扮装をして靴屋の宣伝マンをしたり、小児科病棟に入院している子供たちを慰問したりして生活しているようです。

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映画「ゴッドファーザー三部作」の感想・レビュー https://batan-q.com/godfather-trilogy/ https://batan-q.com/godfather-trilogy/#respond Wed, 21 Feb 2024 14:05:16 +0000 https://batan-q.com/?p=10810 (※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

 フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作である「ゴッドファーザー三部作」のレビューです。

ゴッドファーザー

評価:☆☆☆☆

 記念すべき、「ゴッドファーザー」トリロジーの1作目です。1972年に公開されています。時代背景は1945年で第2次世界大戦直後です。ニューヨークを牛耳るマフィアの6大ファミリーの一つである、コルレオーネ・ファミリーの娘の結婚式が

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ChatGPT プロンプト集 https://batan-q.com/chatgpt-prompts/ https://batan-q.com/chatgpt-prompts/#respond Wed, 14 Feb 2024 21:54:05 +0000 https://batan-q.com/?p=10688 魔法のプロンプト

・どのような観点で情報収集するとビジネスにおいて気づきがありそうですか?

・ステップバイステップで企画を作って下さい。

・弊社はお菓子メーカーです。今回新商品を出すことになりました。企画にあたって必要な要素を教えて下さい。

・自動車業界において最先端のトレンドを教えて下さい。

・商談の報告書を作りたい。チームメートにも商談の内容や課題がわかりやすいようなフォーマットを出力して下さい。

・あなたはプロの営業マネージャーであり、プロのライターです。ブログで発信すべきテーマのアイデアを5個挙げて下さい。

参考文献:「PRESIDENT」2023/6/30 「ChatGPT仕事術大全」

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「アノード」と「カソード」について~その(2)~ https://batan-q.com/cathode-anode/ https://batan-q.com/cathode-anode/#respond Tue, 06 Feb 2024 22:58:13 +0000 https://batan-q.com/?p=9974  

『「アノード」と「カソード」』に関する記事(「アノード」と「カソード」について)は以前にも書いていますが、今読み返してみるともう少し体系的な説明ができる気がしましたのでこの記事を書きました。以前に書いた記事とは、切り口が異なるだけで、互いに矛盾することを書いているわけではありません。どちらでも納得のいく方を参照して頂ければと思います。

前提条件(「アノード」と「カソード」だけから考える)

 以前の記事でもかきましたが「アノード電極」と「カソード電極」(以下、単に「アノード」「カソード」とします)の概念を分かりにくくしている原因のひとつに日本語化した時の用語の不統一が混乱の原因だと思っています。そこでこの記事の前半では、「アノード」「カソード」を日本語化せずに説明したいと思います。

 (※そうは言っても、他の文献では日本語で説明されているものもありますので、この記事の後半で多少強引ですがゴロ合わせでの日本語化する場合についても説明したいと思います。)

「アノード」と「カソード」の本質的な役割

「アノード」「カソード」は本質的にそれらの電極を含むデバイス(電池、ダイオード、陰極管等)内部での電子のやり取りの機能を基にして決められるものです。

 「アノード」「カソード」をデバイス内部に含む系は、電気回路の一部を形成しますので、全体として「閉ループ回路」を形成します。「アノード」「カソード」以外の要素は「電源(電池)」「抵抗」等で、「アノード」「カソード」を持つデバイスに対抗する位置で「閉ループ回路」を形成します。ここで「電源(電池)」「抵抗」等の要素は、「アノード」「カソード」を考える上で重要ではないので、思い切ってブラックボックスにしてみました。

 上図のようにすると、「アノード-カソード」の系の外は配線材で接続されていることになります。この「閉ループ回路」が動作すると、注目している「アノード-カソード」系の中では、「アノード」が「電子」を受け取り「カソード」から「電子」が放出されます

このように考えると、「アノード」「カソード」は以下のように説明できます。

アノード:配線で結ばれていない「アノード-カソード」系内で電子を受け取る電極

カソード:配線で結ばれていない「アノード-カソード」系内で電子を放出する電極

この原則は、以下に示す3分類でも成立します。

「アノード」と「カソード」を持つ系の3分類

「アノード」と「カソード」を持つ系は、以下の3分類に分けて考えることができます(電気化学分野は(3-a)電池系と(3-b)電池”以外”(電気分解、めっき)系で細分化しています)。

(1) 真空(プラズマ or 電子線)系

(2)半導体(ダイオード)系

(3-a)電池”以外”(電気分解、めっき)系

(3-b)電池系

(1) 真空(プラズマ)系

電池の+(プラス)極に繋がれている真空管(放電管ともいう)の電極がアノードとなります。機能としてはアノードは真空中から電子を受け取る電極になります。電池のー(マイナス)極に接続されている電極はカソードとなります。機能としてはカソードは真空中から電子を放出する電極になります。

(2)半導体(ダイオード)系

電池の+(プラス)極に繋がれているダイオードの電極がアノードでダイオード内で電子を受け取る電極になります。電池のー(マイナス)極に接続されている電極がでカソードは真空中から電子を放出する電極になります。

上記の図では、+電荷を持つ粒子をホール(正孔)として描いていますが、これは便宜上の記述で、物理的に+電荷をもつ粒子は存在しません。実際に物理的に存在する粒子は、-電荷を持つ電子だけで、バルク材の中から電子が移動してなくなると相対的に+になるので、それを+粒子とみなしてホール(正孔)と呼んでいます。そういう意味からも、ダイオードのような半導体素子のアノードとカソードの概念も電子の受け渡しの観点から説明することが可能となります。

 また電子部品単体(ディスクリート)でのアノードとカソードの見分け方ですが、端子の長い方がアノードで端子の短い方がカソードになります。

(3-a)電池”以外”(電気分解、めっき)系

電池”以外”の電気化学分野の場合は、「電気分解系」「めっき系」が考えられます。「電気分解系」でも「めっき系」でも電池の+(プラス)極に接続されている電極がアノードとなります。機能としてはアノードは溶液内から電子を受け取る電極になります。電池のー(マイナス)極に接続されている電極がカソードとなります。機能としてはカソードは溶液内へ電子を放出する電極になります。

(3-b)電池系

 ”湿式”電池にしろ”乾”電池にしろ下図の赤枠線で囲まれた電池内部では、「アノード:電解質相から電子を受け取るカソード:電解質相へ電子を放出する」という、原則通りの動作を行っています。

 ”湿式”電池の代表である「ボルタ電池」「ダニエル電池」で「アノード」「カソード」「電解質相」に注目した場合でも、冒頭に示した原則どおりの動作をしております。

アノード:配線で結ばれていない「アノード-カソード」系内で電子を受け取る電極

カソード:配線で結ばれていない「アノード-カソード」系内で電子を放出する電極

「アノード」「カソード」を上記の原則通りにの原理・機能・役割の観点から説明すれば、全て同様に説明することが可能になります。

 それでは、なぜ「アノード」「カソード」を日本語に訳した時、電池系と真空系、半導体系、電池”以外”系で用語が異なるのでしょうか?次で、その理由を推測してみます。

電池系の電極の日本語訳だけ異質な理由

 真空系であれ半導体系であれ電池”以外”系であれ、これらの要素・デバイスは電気系の要素として動作する際は「閉ループ回路」内に組み込まれて使用されます。そして、これらの要素・デバイスが動作する際は、正常に動作しているかどうかについてその要素・デバイス内部に注目されます(真空系であればプラズマor 電子線が発生しているか?、半導体(LED)系であれば発光しているか?、電池”以外”系であれば電気分解できているか?めっきできているか?等)。そのため、これらの要素では、「アノード」「カソード」がその内部でおきている動作・作用に注目されて、同じ基準で判断され(電子の授受)、日本語訳も「陽極」「陰極」で統一されているのだと思います。


一方、電池系の場合、上記「閉ループ回路」に安定的に電流を供給する「電源」としてのデバイス機能が求められます。その場合、「電源」デバイスは内部での電極の動作・機能にはあまり注目されず、外形的に見た際の電極が電流を供給する側であれば+(ブラス)極なので正極、電流を受ける側であればー(マイナス)極なので負極としたのではないでしょうか?。

 基本的には、どの「系」でも電極を指す用語としては「アノード」「カソード」を使用することを優先して(日本語訳を使用しない)、どうしても使用する場合でも、むしろ「電池系」の日本語訳だけが例外と割り切って考えれば、混乱を招かないのではないでしょうか。

日本語化する際の少し強引なゴロ合わせ

 上記にも書きましたが、「電池」は例外で、「電池”以外”」を標準と捉えれば、「電池”以外”」の「アノード(Anode)」「カソード(Cathode)」が”あいうえお”順でも、アルファベット順でも正順序となります。「陽極」「陰極」「陽-陰」(+、ー)と日本語でも正順序となります。標準の「電池”以外”」での組み合わせは、「アノード(Anode)」-「陽極」,「カソード(Cathode)」「陰極」の正順序通しの組み合わせと考えます。図示すると下図の様になります。


 次に電池について考えます。最近リチウムイオン電池の発火事故などが問題になっています。発火問題は安全に関わってきます。安全を英語でいうと「safe」=「セーフ」=「になります(少し強引かも知れませんが、ゴロ合わせなのでご容赦ください)。そこから、電池の「正極」「負極」につながります。

電池の日本語の極性名は「正極」「負極」は上記の方法で覚えられたとして、それが「アノード」か「カソード」かを判断する必要があります。電池は例外と考えると、標準の「電池”以外”」の逆を割り当て下図の様になります。

このように考えれば、思い出すのに多少時間がかかるかも知れませんが、正解にたどり着けると思います。

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「泣き虫しょったんの奇跡」の感想・レビュー https://batan-q.com/nakimushishottan/ https://batan-q.com/nakimushishottan/#respond Tue, 06 Feb 2024 03:34:16 +0000 https://batan-q.com/?p=9930 (※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

 2018年に公開された映画です。将棋のプロ棋士・瀬川昌司さんの半生記です。瀬川さんは元将棋の奨励会員なのですが、年齢規定の年までに四段に昇段できずにプロへの道を断念します。しかし、その後アマチュアとしてプロと戦い驚異的な勝率を残したことで、プロへの編入試験を受けます。

 実際にプロ編入試験が行われたのは2005年ですが、当時一般のマスコミも取り上げて話題になったことを覚えています。

瀬川 昌司(しょったん)は小学生のころから将棋が得意でした。

 この作品は映画館で見たのですが、結構なBig Nameの俳優がチョイ役で出演していて驚いた記憶があります。

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