映画「君の名は。」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆

 本作品は、2016年の公開されたアニメーション作品で、監督は新海 誠 監督です。声優の主演は、神木 隆之介さんと上白石 萌音さんです。

 日本国内での興行収入は250.3億円となり、社会現象にもなりました。新海 監督はその後も「天気の子」や「すずめの戸締り」などの作品を発表しています。

 それらの作品も鑑賞しているので、機会があれば、このサイトでレビューしたいと思います。

 本作品は、高校生の男女の入れ替わりの話です。こういう設定は今までもよくあったので、本作品では、入れ替わる時間をズラしてタイムリープの要素を入れたところが新しいところかなと思います。

映画について

 男女が入れ替わるストーリーなので、誰の視点なのか分かるように以下のルールに従って書き分けたいと思います。

赤の太字 : 外見=三葉、人格=瀧
赤の細字 : 外見=三葉、人格=三葉
青の太字 : 外見=瀧 、人格=三葉
青の細字 : 外見=瀧 、人格=瀧
黒の細字 : 客観的な視点

 飛騨地方の糸守町に住む、宮水 三葉(VC:上白石 萌音さん)はある朝目ざめると中身の人格は知らない男子高校生になっています。

 しかし、それも1日だけの現象だけだったようです。三葉にとっては夢を見ていたような感じでした。しかし、友人に名取 早耶香(さやチン)と勅使河原 克彦(テッシー)から話を聞くと夢のように感じていたのは、三葉だけで前日の三葉はやはり別人のようだったとのことです。

 三葉と妹の四葉は、宮水神社の子供で、組紐を編むのを手伝ったり、神社の巫女を演じたりします。また、神様に奉納するための口嚙み酒を造る役割を負っています。

 しかし、地方の因習にとらわれてばかりの故郷に愛想がつきた三葉は、高校卒業後は東京への進学を希望しています。

 場所は東京に変わり、東京に住む男子高校生、立花 瀧(VC:神木 隆之介さん)が朝スマホのアラームによって目覚めます。しかし、この時人格は三葉に入れ替わっています。瀧は、父親と二人暮らしのようです。なぜ、母親がいないのかは最後まで説明されません。

 寝坊をした瀧は高校を遅刻して昼から登校します。高校には、友人の藤井 司と高木 真太がいました。放課後3人はカフェに行きます。そこにスマホで瀧にバイトに遅刻している旨の連絡が入ります。

 瀧はイタリアン・レストレランのホール担当としてバイトしていのでした。その店でクレーム客から面倒なクレームを言われて困っているところを助けてくれたのが、バイトの先輩の奥寺ミキでした。

 瀧(三葉)は家に帰るとスマホを見るとミキの写真が多数あることを確認します。どうやら、瀧はミキにほのかな憧れをもっていることが分かります。瀧(三葉)は、スマホの日記に自分書き込んだり、自分の左の手のひらに、「みつは」と書いても寝てしまいます。

 翌日、人格も瀧自身に戻った瀧は昨日の自分らしくない行動を周囲から知り戸惑います。

 三葉は、三葉で昨日の自分らしくない行動をさやチンやテッシーから聞き、同じく戸惑います。

 そこでようやく二人は入れ替わっていたことに気がつきます。入れ替わる法則も段々と分かってきます。

 入れ替わりは不定期で、週に2~3度ふいに訪れます。入れ替わりのトリガーは眠ることで、なぜおこるかは原因は不明のままです。

 入れ替わっていた時の記憶は段々不鮮明になるので、二人はお互いの生活を守るためルールを決めました。また、入れ替わりが起きた時の出来事をスマホの日記に残すことなどでした。

 ある日、人格は瀧の三葉が目を覚ますと、その日は祖母の一葉(VC:市原 悦子さん)と妹の四葉(VC:谷 花音さん)とともに宮水神社の御神体に行きます。

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