(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)
評価:☆☆☆☆
本作品は、1993年に公開された作品で、原作はマイケル・クライトン、監督はスティーブン・スピルバーグ、主演はサム・ニールです。
初めて本格的にCGやVFXを使って恐竜の映像を再現したということで、公開された当初は話題になったと思います。その後もジュラシック・パークはシリーズ化されて多数の続編が公開されていることは、皆さんご存知のことでしょう。
この作品には、ティモシー・マーフィー役として、Joseph Mazzelloという少年が出演しているのですが、「ソーシャル・ネットワーク」にダスティン・モスコビッチ役としても出演しています。
「ソーシャル・ネットワーク」のコメンタリー・モードで知ったのですが、言われなけば分かりませんでした。映像を見るとかすかに面影が認められるかなといった感じです。
また、「ボヘミアンラプソディ」では、Queenのベーシストのジョン・ディコーンも演じています。
映画について
ジョン・ハモンドという人物が、コスタリカの沖合の島に、恐竜を再生した「ジュラシック・パーク」というテーマ・パークを建設して開業準備を進めています。
しかし、建設中に従業員が恐竜に殺されてしまい、保険会社やスポンサーがその事業から撤退すると言い出します。スポンサーを翻意させるには、専門家の賛成意見が必要になります。
そこで以前から発掘研究を支援していた、恐竜学者のアラン・グラントと古代植物学者のエリー・サトラーの意見をもらおうとジュラシックパークへ招待します。そして、もう一人、カオス理論学者のイアン・マルコムも招待します。
ジュラシック・パークのツアーで恐竜を復元した方法が明らかになります。恐竜が生きていた約6500万年前にも蚊は生息していました。そして恐竜の血を吸って、そのまま樹木の樹液に閉じ込められ、化石化して琥珀になったものがあります。
その蚊を閉じ込めた琥珀を発掘・採取して蚊の内部を探索すれば、恐竜の血液とDNAが得られます。それでも、そこから得られたDNAには欠損部分があります。
その欠損部分については、蛙のDNAから補完して完全なDNAを再生します。そのDNAを駝鳥の未授精卵に移植して恐竜を孵化させるというわけです。
勝手に繁殖しないように恐竜の個体数も管理されています。ここで孵化する恐竜は全て染色体を操作して雌だけが孵化するようになっているのです。
その後、ハモンドは招待した科学者の意見を聞きますが、3人の科学者ともみんな不確実性が多いとして否定的な意見です。
ハモンドはこの視察ツアーに二人の孫、アレクシス・マーフィー(姉)とティモシー・マーフィー(弟)を招待しており、一緒にツアーに参加させます。
3人の科学者とハモンドの孫2人と弁護士のドナルド・ジェローナの6人がツアーに参加します。ツアーは電気自動車に乗ってパークを見学します。
ツアーのオペレーションをコントロールしているのは、レイ・アーノルド(サミュエル・L・ジャクソン)です。ツアーは6人を電気自動車に乗せて始まりますが、運悪くパークがある島をハリケーンが直撃しそうな天気予報です。
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