「統計的検定」(仮説検定)では、「正規分布」から「標本採取」(「サンプリング」)をした値を使って議論していきます。このあたりの概念が分かり難いと思いますので、解説していきたいと思います。
2025/11/11
「統計的検定」の基本的な考え方
ある正規分布 N(μ,σ2)を示す数値のグループ(母集団)があったとします。その数値のグループから、10個(20個、50個、100個)の数字をサンプリングして、平均を取ったとすると、その平均値の分布は、正規分布N(x ̅,σ/√10) (N(x ̅,σ/√20) ,N(x ̅,σ/√20) ,N(x ̅,σ/√50) ,N(x ̅,σ/√100))を取ることが分かっています。
その前提の下で、実施にその母集団から、 10個(20個、50個、100個)の数字をサンプリングして
標準正規分布を使った例
今、ここに「標準正規分布」N(0,1)を持った母集団があったとします(「標準正規分布」についてはこちらの記事を参照した下さい)。

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