映画「タイタニック」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

1997年に公開されて世界的に大ヒットした映画です。監督はジェームス・キャメロン、主演はレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットになります。

 映画が大ヒットしたため、映画の象徴的なシーンを真似て、カップルが船の舳先に立つ等も事例も報道されました。中には、船の舳先から落っこちる人もいたようです。

 本作品は、劇場で鑑賞したのですが、レビューを書くにあたって、あらためてDVDで見直しましたが、非常にわかり安い内容になっています。最近のハリウッド映画の大作は、ミステリーやサスペンスものでなくても、分かり難いものが多いのと比べると対象です。

 これは、ジェームス・キャメロン監督の他の作品(「アバター」、「エイリアン」)にも当てはまります。やはり売れる映画の要素の一つに、分かりやすいというのが必要なのかも知れません。

映画について

 映画の構成は二重構成になっています。まずは現代(1997年)のシーンから始まります。トレジャーハンターのブロック・ロベットが豪華客船タイタニックと共に沈んだ碧洋のハートを引き上げようとします。

 しかし、ダイヤが保管されているはずの金庫の中にはダイヤはなく、代わりにダイヤを身に着けた若い女性のデッサン画が見つかります。

 そのデッサン画がテレビ放送されて、一人のおばあさんの目に留まります。その人こそが、そのデッサン画のモデルである若き日にローズ・デウィット・ブケイターでした。ローズは孫娘とともにタイタニックの捜索船に赴き、タイタニック号沈没の一部始終を話し始めます。

 ローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)は、セレブとは名ばかりの家の令嬢で、父親はすでになくなっており、莫大な借金が残されています。この苦境を免れるため、ローズは17歳で富豪のホックリー家の跡取り息子である、カルバート・ホックリーと政略結婚させられようとしています。

 一方、ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、元々はアメリカ生まれのアメリカ人で、タイタニックでアメリカに帰ろうとしています。タイタニックのチケットと彼の全財産をかけて、ポーカーで勝負し、勝ってアメリカ行きのチケットを得て、タイタニックに乗船します。

 ある晩、ローズはセレブ達の建前だけの社交にへきへきした、衝動的にタイタニックの船尾から身を投げようとします。たまたま船尾のベンチでタバコを吸っていたジャックはその場に居合わせ、ローズを思いとどまらせます。

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