「ナンプレ解読」 Excelアプリ

Engineering

※この記事中のアプリをダウンロードするには、Microsoft社製のExcel®が必要になります。

ナンプレ(数独)の解読アプリを作成してみました。

ダウンロード方法

 まずは、このページの上部の「Number Place 8」をダウンロードします。ダウンロードしただけではうまく動かないので、ご自身のPCの適当なところ(デスクトップ等)に保存します。Excelファイルを開くと次の図の様な表示がされると思います。

アプリケーションの使用方法

1.アプリケーションの枠内に「ナンプレ」の問題の数値を入力していきます。

2.問題の数値を全て入力したら、右上の[Start]ボタンを押します。

3.[Start]ボタンを押すと、この時点で論理的に埋められるマスを数値で埋めて行きます。数値は赤文字で記入されます。

4.もう一度、[Start]ボタンを押すと、その数値のレイアウトで埋められる数値を埋めて行きます。

5.[Start]ボタンを押す続けていくと、どんどん空白のマスが埋まっていきます。

6.最後に全ての空白マスを埋めきると、「Complete!」というフォームが表示されます。これで、ナンプレ攻略です。

7.[Clear]ボタンを押すと、マスが全てクリアされて、新しい問題を入力できます。

このアプリの限界

 このアプリで市販されているナンプレ問題集を解いてみたところ、「初級編」レベルの問題であれば解くことができました。しかしながら、「中級編」レベルになると、上記「アプリケーションの使用方法」の「5.」の段階でマス埋め工程が進まなくなります。

 論理的にマスを埋めていく方法では、限界があるようです。論理的な限界に達してからは、試行錯誤してマスを埋めていく必要がありそうです。今後もこのアプリの改良を続けていってこの思考錯誤をコードの中で実装していければと思います。完成した際には、また当ブログで公開したいと思います。

雑感

 今話題のChatGPTにVBAでのナンプレ解読のコードを作成してほしいと依頼すると、一応コードらしきものが生成されましたが、それをVBEに入力してもエラーがでて上手く動作しませんでした。

 生成AIによって自動でプログラムコードを生成してくれるので、プログラマーは要らなくなる(プログラムの知識は要らなくなる)といわれていますが、本当にそうでしょうか?

 取り合えずシステム内に実装できた場合は、生成されたコードが目的道理の動作をしているかどうかを確かめるためには、TDD(テスト駆動開発)を行えばいいとゆう考えがあるでしょう。しかし、そのためのテストコードを書く技能は必要になります。

 しかし、まだシステム内に実装できればいい方で、私が体験したようにそのコードが動かない場合、どこに問題があるのかコードを読み込んで行かなければなりません。プログラムをご自分で組んだことがことがある人なら、お分かりになると思いますが、他人が書いた書いたコードを読むのは大変疲れます。何が書いてあるかを読み解くのにもプログラムの知識が必要になります。

 AIが進歩して人間が今までやったいた仕事を代替することがあるかも知れませんが、まるごと置き換わるのではなく、部分的に置き換えりそれを補完・サポートする人間が必要になるのではないでしょうか?そして、その人間には、高度な専門性が求められるようになると思います。

 技術が発達して、人間の生活が便利になったり、豊になったりすることはあるでしょう。しかし、その便利さ、豊かさを維持していくためには、それをサポートしていく人間が必要になり、そういう人材には高度な専門性が求められると思います。

 現代でも、自動車が発明されて人々の移動や物資の輸送は各段に便利になりました。しかし、夜中の山道などで突然車が故障してしまったら、自力で修理できる人はまれでしょう。だからこそ、日頃からのメンテナンスが必要であり、それには高度な専門技能が必要だと思います。プログラミングも同じことがいえると思います。

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