(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)
評価:☆☆☆☆☆
本作品は、1993年に公開された作品で、監督はレニー・ハーリン、主演はシルベスター・スタローンです。
レニー・ハーリン監督は、ダイ・ハード2なども監督しています。アクション映画が得意のようです。映画冒頭のスタッフロールを見ると、脚本にスタローンも関わっているようです。
映画について
ガブリエル(シルベスター・スタローン)は、ロッキー山脈の山岳救助隊として働いています。同僚のハルが彼女のサラを誘って岸壁の頂上まで行きますが、ハル自身が膝を脱臼して救助を求めます。
ガブリエルはロック・クライミングで、ガブリエルの彼女で山岳救助隊の同僚のジェシーとベテランのヘリコプター・パイロットのフランクはヘリコプターで救助に向かいます。
ハルとサラがいる岩とヘリコプターとの間にワイヤーを張って二人の救助に取り掛かります。無事にハルは救助できてたのですが、サラの救助の番になると、救助機材に不具合があり、サラはワイヤーに中刷り状態になってしまいます。
ガブリエルは、中刷りになったサラを助けに向かいますが、助けられずにサラは滑落死してしまいます。このサラの墜落死をきっかけにして、ハルとの関係も悪化し、ガブリエルは山岳救助隊を辞めなけばいけなくなります。
この事故から、8ヵ月後、コロラド州の財務省造幣局で外国との決済専用の高額紙幣(1,000ドル札)を印刷してサンフランシスコに航空機で輸送しようとしています。
しかし、トラバースという財務省職員が国際テロリストと組んでこの高額紙幣を強奪しようと企んでいます。そのテロリストは、エリック・クエイルンといい、その高額紙幣を換金する手段を持っているようです。
FBIは内偵捜査でトラバースの強奪計画を察知していたようで、マチスン捜査官をこの紙幣の輸送に同行させます。しかし、トラバースは、FBIの捜査官が輸送機に同乗していようが、強奪に動きだします。
クエイルンらテロリストが乗った飛行機が財務省の輸送機に近づいた時に行動に出ます。トラバースはFBIの捜査官と財務省の職員を銃で撃ちます。そして、テロリストの飛行機にワイヤーを張って乗り移ります。
輸送機のパイロットを抱き込んで、高額紙幣の入った紙幣をテロリストの飛行機に移し替えようとしますが、FBIのマチスン捜査官は生きていて、最後にその裏切ったパイロットを射殺します。
そして、テロリストの飛行機に移し替えられるはずだった、高額紙幣のケースはロッキー山脈の中へ落としてしまいます。
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