映画「燃えよドラゴン」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

この作品は、1973年に公開された不朽の名作です。監督は、ロバート・クローズ、主演は、ブルース・リーです。世界中にカンフー・ブームを巻き起こした映画のようです。

映画について

 冒頭に少林寺での演武の試合があるのですが、高弟であるリー(ブルース・リー)の相手役は、後の香港映画で活躍するサモ・ハン・キンポーが出ています。

 リーは演武が終わった後に、師との会話で少林寺の掟を破ったものがいることを知ります。その男は、ハンというそうです。そして、ブレイスウェイトという人物を紹介します。

 このブレイスウェイトという人物が何者かということは、映画の中では名言されないのですが、当時香港はイギリスの施政権下にあったことを考えるとイギリス政府の諜報機関の人間のようです。

 そして、ハンという人物について、説明を受けます。第二次大戦後の混乱に乗じて香港の沖合の島を買い取り、要塞のように造成してそこで独裁者のように暮らしているそうです。

 表向きは、武術道場をやっているように見せかけているようですが、裏では女性を誘拐して来て、麻薬付けにして、売春させているという容疑がかけられています。

 ハンは3年ごとに武芸大会を開いていて、少林寺の高弟であるリーにも招待状が来ているそうです。そこで、武芸大会に参加するという口実でハンの島に潜入し実態を暴いて欲しいというのが、ブレイスウェイトの依頼でした。

 ブレイスウェイトの組織から、潜入捜査員としてメイ・リンという女性工作員が潜入しているそうですが連絡が取れなくなっているそうです。

 リーはその件を父親に話すと父親は3年前に起きた事件について話し始めます。3年前の武芸大会の時にハンの手下たちが香港に来て傍若無人に振舞っていたことがあったそうです。

 映画の中でブルース・リーがヌンチャクの技を披露するシーンがあります。しかし、ヌンチャクはカンフーの武器ではなく、沖縄 空手の武器のようです。ヌンチャクをブルース・リーに教えてあげて映画使うようになったのは、自分だと日本のアクションスターの倉田 保昭さんがTVで言っていたのを覚えています。

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