映画「白ゆき姫殺人事件」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆

 本作品は、2014年に公開された作品です。監督は、中村義洋 監督、主演は井上 真央さんです。原作は、湊 かなえさんの同名小説です。原作も読んだのですが、うまく原作を生かしていると思います。

 旧ツィッター(現X)が効果的に使われています。

映画の導入部(表の事象)

 映画は、長野県の国定公園「しぐれ谷」で若い女性が刺殺され、その後焼かれた状態で発見されたというニュースが流れるところから始まります。

 東京のテレビ局で働く契約社員の赤星 雄治(綾野 剛)が編集室で山下(染谷 将太)が編集作業をしている横で、ラーメン店の食レポを仕事もせずにTwitterで呟いています。

 そこへ、赤星の元彼と噂のある狩野 里沙子(蓮沸 美沙子)から電話がかかってきます。里沙子の話では、「しぐれ谷」で殺された女性は彼女の会社の同僚だというのです。

 被害者の名前は、三木 典子(菜々緒)といい、里沙子の2年先輩で、いわゆるOJT(教育係)だったというのです。被害者の三木 典子はすごい美人で評判の人物でした。

 ただ美人なだけでなく、里沙子が仕事でミスをしたらかばってくれたり、おしゃれなレストレランで食事をごちそうしてくれたり、まだブレイク前のバンド「芹沢ブラザーズ」のCDをプレゼントしてくれたりと、理想の先輩だったようです。

 彼女の死亡推定時刻は、先週の金曜日の夜だったらしいです。その日、彼女らの部署は、間山さん(宮地 真緒)の送別会があったらしいです。

 典子はちょっと熱っぽいからと言って、一次会で帰ったそうです。そして、次の日の朝、黒焦げで発見されたそうです。赤星は、里沙子から聞いた情報を逐一Twitterで呟いていきます。

 里沙子の見立てでは、犯人の心当たりがあるようです。テレビマンの赤星は、運が向いてきたとスクープをものにしようと意気込みます。

 赤星は、さっさく長野県まで取材の赴きます。里沙子の話によると、みっちゃんが「城野さんが犯人ではないか」と言っていたとのことです。

 城野さんというのは、城野 美姫(井上 真央)というひとで、三木 典子と同期入社の人物です。みっちゃんというのは、満島 栄美といい、里沙子の同期入社組で、教育係が城野 美姫でした。

 里沙子に言わせると、城野 美姫は素朴な感じの人らしいですが、赤星によれば地味な人という印象です。里沙子は、城野 美姫と三木 典子との確執を色々と赤星に吹き込みます。

 三木 典子は何かと目立つ女性で、それに比べて城野 美姫は地味な存在で対照的だったようです。

 里沙子が話したエピソードでは、会社にお客さんが来た時も、課長は城野 美姫にお茶を入れさせて、三木 典子がお客さんにお茶を出す係を命じたそうです。

 また、満島 栄美によると、城野 美姫は篠山係長(金子ノブアキ)と付き合っていたが、三木 典子に取られてしまったらしいです。これで、赤星はますます殺人の動機が嫉妬によるものと思い込んで行きます。

 そして里沙子の話は、事件当日の話になって行きます。当日は、間山(宮地 真緒)という先輩社員の送別会が開かれていました。その日、三木 典子は風邪気味のようでした。

 一次会が終わって、三木 典子は間山に爽やかに挨拶して帰って行きます。対して、城野 美姫は間山にそっけない挨拶だけして帰って行きます。

 周りの同僚は、城野 美姫は間山のパートナーだったのだから、もう少し感謝の意を示してもいいのにと言います。間山は、「あの子はああいう子だ」と冷めた反応を示します。

裏の事象

 事態は急転直下、解決へと向かいます。首吊り自殺を図ろうとしていた美姫ですが、つけっぱなしにしていたテレビから犯人逮捕のニュースが流れてきます。

 三木 典子を殺した犯人は、狩野 里沙子だったのでした。

ある映画との類似点

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