映画「時をかける少女」のレビュー・感想

Movies/DVDs

1983年オリジナル映画

1983年公開の原田知世さん主演のオリジナル映画を鑑賞してみました。大林宣彦監督のいわゆる「尾道三部作」の二作目にあたる作品ですね。

観ていて驚いたのは、ヒロインの芳山和子が通っていた高校では土曜日でも午前中の半日が授業があった時代なのですね。いわゆる「半ドン」といういうやつですが、今では死語になっていますね。ヒロインの名前も「和子」なのですが、いまの女の子にはあまり付けない名前のような気がします。実際、アニメ版のヒロインは「真琴」ですね。

原田知世さんが演じるのは芳山和子という女子高生ですが、この人がアニメ版の紺野真琴のおばさんにつながるのですね。アニメ版では、深町くんを待ち続けていると設定になっています。ここでようやくアニメ版の誰かを待っているという意味深なシーンとつながりました。ただ、1983年板では、和子は大学で薬学を専攻しているという設定ですが、アニメ版では博物館の古美術の修復員となっていました。ここらへんが、1983年板とアニメ版との矛盾点だと思うのですが、ここは突っ込む所ではないのかも知れません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました