映画「Toy Story3」のレビュー・感想

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(※内容について本文で一部言及しています。未視聴の方はご注意下さい。)

評価:☆☆☆☆☆

 PIXERアニメーションの大ヒット作品のシリーズ3作目となります。2010年に公開された作品です。「Toy Story」シリーズの中では一番好きな作品です。

 アンディは18歳になり、カレッジに入学するために実家を離れます。そのために、身辺整理をして、よく遊んだおもちゃたちをどうするのかを母親に処遇をせまられます。カレッジに持っていくか、屋根裏部屋に仕舞うか、近所の保育園に寄付するかの三択を決断しなければなりません。

 DVDを見直していて気が付いたのですが、アンディの家族にはお父さんが出てきません。シリーズ1,2でも出てこなかったような気がします。アンディの子供時代に妹のモリーが赤ちゃんで出て来るので、モリーが生まれてすぐに離婚したという設定なのでしょうか?

 仕方なく、カレッジにはウッディだけを連れていき、ほかのおもちゃは屋根裏部屋に仕舞おうとします。しかし、行き違いから、他のおもちゃたちは、母親に捨てられてしまいます。

 ウッディ以外のおもちゃたちは、自力で脱出してゴミ回収車から逃れますが、アンディに捨てられたという思いから完全に彼に不信感を持ってしまいます。そして、アンディの元には戻らず、自ら保育園へ寄付される道を選びます。

「Toy Story」シリーズは子供だけでなく、大人が見ても楽しめる映画です。しかし、この映画の中では、日本人がアメリカ人が好むだろうと思っていたリーターシップとは別のリーダーシップの形もあると子供たちへのメッセージが込められているような気がしました。

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